ywagashiのブログ

徒然なるままに

2020-01-01から1年間の記事一覧

11月に読んだ本

投資を始めたり、FPの受験申込をしたりした。経済や金融について勉強する良いモチベーションとなるだろう。 ・日本の近代小説(中村光夫/著) 友人に買って貰った本。明治から大正期にかけての日本の近代文学についてまとめてある。産業の近代化とともに、…

10月に読んだ本

最近は酷く無気力状態が続いている。これがスチューデントアパシーというやつか。 ・新釈 現代文(高田瑞穂/著) 受験国語の古典的名著の復刻版。参考書の形式を取っているがテイストは思想書に近いかもしれない。現代文読解の核心は論の展開を正確に「追跡…

9月に読んだ本

ここ最近の日常はどこか精彩を欠いている気がする。暇ができたら旅行にでも行こうかな。 ・寝ながら学べる構造主義(内田樹/著) ソシュールやレヴィ=ストロースといった構造主義を基礎づけた思想家について平易な説明がなされている。「寝ながら学べる」…

ISBNから書籍のタイトルを取得する

書籍のISBNコードからタイトルを取得したい。 一冊だけならWeb検索で済む話だが、冊数が多くなると大変である。 今回は楽天ブックス書籍検索APIを使った、簡単な検索プログラムを書いた。 import json, sys, time import requests base_url = "https://app.r…

8月に読んだ本

退屈な日々はむなしい。何かに没頭できる人はそれだけで幸せだと思う。 ・行動経済学の使い方(大竹文雄/著) 一般向けに書かれた行動経済学の入門書。行動経済学とは、合理的経済人の仮定に立脚せず、人間の心理的側面に即して分析を行う経済学の一分野で…

7月に読んだ本

前期授業おしまい!今はもっぱら虚空をみつめて過ごしている。 ・小僧の神様・城の崎にて(志賀直哉/作) 志賀直哉と言えば私小説。純朴かつ繊細な筆致で、在りのままの家庭の様子と心境とを描写している。何か事件が起こるわけでもない、淡々と過ぎ去って…

6月に読んだ本

もう2020年も折り返し。時は飛ぶように過ぎていく。 ・カント入門講義(冨田恭彦/著) カント哲学(超越論的観念論)の入門書。時間・空間は外界に存在するのではなく、アプリオリに備わった感覚の形式だとする議論が興味深かった。認識は理性によって対象…